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Ingenia 1.5T
頭部MRI
【概要】
脳疾患疑い もしくは除外診断のために用いられる.
また、脳梗塞、慢性硬膜下血腫などのfollow upに対しても行われる.
頭痛、吐き気、めまいなどの症状を伴う.
撮影シーケンス
①3pl loc
②Loc 400mm
③Brain MRA
④BPAS
⑤ax T2w
⑥ax FLAIR
⑦ax SWI
⑧ax 3D DWI b=1500
⑨sa T1w TFE
⑩Neck MRA
撮像ポイント
DWI(ADC map):分子の拡散係数を画像化したものであり、急性期脳梗塞の描出に有用
DWI↑でADC↓は梗塞、DWI↑でADC↑はT2-Shine Through、
小児では脳炎や髄膜炎などを目的に撮像
FLAIR:脳脊髄液の信号を抑制して撮像を行うシーケンスであるため、
脳室近くにある脱髄や虚血の検出に有用
T1w,T2w:その物質がどのような成分で構成されているかなどの評価
SWI:微小出血の検出に有用
BPAS:血管の外観を描出するのに有用 MRAと見比べることにより血管の塞栓、
解離、狭窄の有無が評価できる。
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